2015年5月21日(木)11時00分、第8回口頭弁論期日が神戸地方裁判所204号法廷で開かれました。
他事件とバッティングして大法廷ではありませんでしたが,抽選が実施され,満席の傍聴席から熱い視線が注がれる中での手続きとなりました。
<各書面の概要>
第10準備書面(国が原子力発電を積極的に推進してきた経緯を整理したもの),第11準備書面(原賠審の中間指針の基準で損害は十分だとする東電の主張に対する反論),第12準備書面(国や東京電力がシビアアクシデント対策を怠っていたこと),第13準備書面(国が規制権限を行使しなかった点の違法性を整理したもの)を陳述し,これを裏付ける証拠を提出しました。秋山侑平弁護士が,シビアアクシデント対策に関する第12準備書面の要点を,口頭で説明しました。
さらに,被告東電自身が試算した津波シミュレーションの計算結果の提出を拒んでいるため(5月5日付けの毎日新聞にも「福島第1原発:津波試算文書 東電が提出拒否 神戸地裁」という見出しで大きく取りあげられました),安保晶之弁護士が東電の対応の不当性を訴える主張を口頭で行いました。
<模擬法廷及び報告集会>
同じ時間に,抽選に漏れた傍聴希望の方々を対象にあすてっぷKOBEで模擬法廷が開かれました。弁護団員が裁判官と,双方代理人に扮し,本物さながらの迫力で,本来あるべき法廷の様子が展開されました(支援者の方http://twitcasting.tv/sei201/movie/170257366に動画をアップして下さいました。)
その後の報告集会では,原告団長の橋本洋一さんによるご挨拶があり,憲法にからめた国の制度に対する問題の指摘がありました。京都訴訟・関西訴訟の原告団の方々からの応援メッセージもありました。折しも自主避難者の住宅支援の打ち切りの話題も出て,署名の呼び掛けや,福島県大阪事務所に対する「避難者・支援者100人 大要請行動」(5月26日午後2時30分)の案内もありました。
この日は,集会終了後にお弁当も用意され,参加者のみなさんが和やかにお話をする機会もあり,貴重な意見交換の場となりました。
他事件とバッティングして大法廷ではありませんでしたが,抽選が実施され,満席の傍聴席から熱い視線が注がれる中での手続きとなりました。
<各書面の概要>
第10準備書面(国が原子力発電を積極的に推進してきた経緯を整理したもの),第11準備書面(原賠審の中間指針の基準で損害は十分だとする東電の主張に対する反論),第12準備書面(国や東京電力がシビアアクシデント対策を怠っていたこと),第13準備書面(国が規制権限を行使しなかった点の違法性を整理したもの)を陳述し,これを裏付ける証拠を提出しました。秋山侑平弁護士が,シビアアクシデント対策に関する第12準備書面の要点を,口頭で説明しました。
さらに,被告東電自身が試算した津波シミュレーションの計算結果の提出を拒んでいるため(5月5日付けの毎日新聞にも「福島第1原発:津波試算文書 東電が提出拒否 神戸地裁」という見出しで大きく取りあげられました),安保晶之弁護士が東電の対応の不当性を訴える主張を口頭で行いました。
<模擬法廷及び報告集会>
同じ時間に,抽選に漏れた傍聴希望の方々を対象にあすてっぷKOBEで模擬法廷が開かれました。弁護団員が裁判官と,双方代理人に扮し,本物さながらの迫力で,本来あるべき法廷の様子が展開されました(支援者の方http://twitcasting.tv/sei201/movie/170257366に動画をアップして下さいました。)
その後の報告集会では,原告団長の橋本洋一さんによるご挨拶があり,憲法にからめた国の制度に対する問題の指摘がありました。京都訴訟・関西訴訟の原告団の方々からの応援メッセージもありました。折しも自主避難者の住宅支援の打ち切りの話題も出て,署名の呼び掛けや,福島県大阪事務所に対する「避難者・支援者100人 大要請行動」(5月26日午後2時30分)の案内もありました。
この日は,集会終了後にお弁当も用意され,参加者のみなさんが和やかにお話をする機会もあり,貴重な意見交換の場となりました。